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2010年12月21日 (火)

週末の写真話。

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週末は土曜に写真会議(http://photomeeting.tumblr.com/)日曜に加瀬さん玄さんとのトークイベントと、写真について話す機会が続いた。

写真会議は、会場に着くと40人ほどの人が会場にいっぱいでびっくりした。
いろんな人が写真に興味を持っているんだなあと。

議題は「写真とART」だった。
まあずいぶんとシンプルでストロングなテーマだなあと思った、この内容でいろんな人がどんな考えを持っているのか楽しみだった。

HPには、「*村上隆さんの芸術起業論、芸術闘争論を軸に写真の話になるかと思いますので、上記2冊とくに後者をお読みいただいて参加して頂く事をおすすめいたします。」という注意書きがあって、芸術闘争論を読んでの同世代の写真家の反応も気になるところだった。
というのも芸術闘争論は、むやみに難しい言葉を使わずにARTってこんな世界なんだよと教えてくれる本で、この本が下敷きになった上で議論すれば、今ぼくらが参加している写真の世界ってもんについても新しい見え方ができるかもなって思ったからだった。

結果からいえば、早い段階から「写真とART」から話がずれて、オレARTってこういうもんだと思う!的な持論のぶつけ合いになった。
最終的に自分がつくってるものがARTかどうかは自分が認められるかどうかだとは思うが、他人と議論するなら共通の定義がないと話は深まらないと思っている。その定義を暫定的に芸術闘争論にやってもらうというのはいいアイディアだと思ったんだけども。

もしくは美術史というか、
むかしむかし西洋で貴族の人がヴァンダーカンマーだかヴンダーカンマーって部屋を作ったらしいよ。そこにはいろんな珍しいものや美しいものがあったらしいよ。それは権力の象徴だったんだけどそれが博物館とか美術館とかになっていったらしいよ。とか、むかしむかしはみんな字が読めなかったからお金のある教会とかは絵を使っていろんなことを伝えていたらしいよ。貴族の人もお金あるから自分の絵を描かせていたらしいよ。そのあとルネサンスやらなんやかんやあったんだけどフランス革命ってのがあってARTってのがみんなのものになったらしいよ。だから勝ち取った権利の象徴らしいよ。そのあともいろいろあったんだけど第二次大戦のあとになんだかんだで中心がぐわっとアメリカになったらしいよ。そんで今にいたるらしいよ。

と、ここに書いたことはぼくがどっかの本で読んだうろ覚えなことなので正しいかどうかは定かではないのだが、こんなような美術史というか昔あった事実をもとにARTってこういうもんだよね、と定義してもいいんだろうなあ。

けれどそれじゃ物知りのやつが言うことが一番正しいみたいなことになってしまうので、やっぱり芸術闘争論を下敷きに「写真とART」を考えてみようよ、って提案はナイスだったと思う。

写真会議のことに話を戻すと、ぼくは会議の話題がずれてるから軌道修正したいって思いと、議論が生まれているからそれ自体を見ていようという思いがあった。ちょいちょい暴走しかけたけど。

心くんは、答えを出すというより意見をぶつけ合える場を作りたい、という思いを忘れずにしっかりと若者の意見も引き出していたと思う。えらいなと思った。これからもっとおもしろい会になっていくなと思った。

正しくても間違っていてもいいから、暫定的にでもARTってもんの定義を共有できていれば「写真とART」って議題がもっとおもしろく話せたかもなって思いました。
次回はもっと自分の意見を分かりやすく伝えられるように頑張ろう。

次は一月下旬予定。各々の作品を持ち寄り意見を言い合う会になりそうです。しかも8時間くらいやるかも。鈴木8耐ですねえ。

いろいろと感想はあるのだけど、一番の感想は写真会議を復活させ、めんどくさい会場手配やいろんな人へのインフォメーションや、参加者への飲み物まで準備し、冷静に司会進行もやった鈴木心って写真家はエライなぁってことです。
おもしろかったです。ありがとう。

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そんでもって翌日はトークイベント。
スンギ少年のダイエット日記というある意味ミステリアスな写真集の裏話や、スンギ少年のその後について話がきけておもしろかった。加瀬さんの作る作品は、加瀬さんという人間性と本当に密接に繋がっていて、こんなにストレートな作品の作り方もあるんだなと勉強になった。加瀬さんには言わなかったけど。

玄さんは3人の中では一番のヤングで26才。
まだ写真家の卵といった感じではあるけれど、年下とはとても思えないしっかり感を持った人であります。
非常に清潔感のある写真を撮る方であります。

お客さんはファットフォトの写真スクールの生徒さんが多かったので、作品をつくる時に大事にしていることを話しました。
作品って誰かに見てもらうために作ることがほとんどだと思うので、それを誰に見てもらいたいのか、なんで見てもらいたいのかがハッキリしているといいんじゃないでしょうか、なんてことを話ました。
ま、加瀬さんや玄さんとのくだらない話がほとんどだったんですけれども。

ああ、なんかいろいろ書いて疲れた。。。

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